GDPの実質成長率が前年比9.9%
中国国家統計局は25日、中国の05年の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年比9.9%になったと発表した。GDP総額は18兆2321億元(約260兆円)。6年間で倍増し、フランスを抜いて米国、日本、ドイツ、英国に次ぐ世界5位になったと見られる。
しかし、日本などの先進国は3ヶ月程計算がかかるのに……あの巨大な国の成長率をわずか25日で統計を出せるとは実にすばらしい国家だ。
この国家の4大銀行はとてつもない不良債権(約73兆円だが、もっと多いらしい)を持っているし、中国政府のGDPのカウント方法は中国国内の外資系企業グループの生産額の一部もカウント内に入っているため、精査すると3〜4%ぐらいが正しい成長率だそうです。
問題は北京オリンピックの公共投資が終わったあと2007年以降の中国経済がどうなっていくか、一部の賢い漢民族の方々はもう海外に資金を流しているそうですが。
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