銀河鉄道999 ワタシハ機関車C62ノ48・・・
TVアニメ版は版権の問題があり架空の「C6250」号機でしたが劇場版は当時の国鉄がタイアップした関係で
原作に描かれているC6248号機が登場しています。
最近マイクロエース(有井製作所(アリイ))が「999セット」を発売していますが、中途半端な出来映えなので
バランスの良いKATO(関水金属)製(リニューアル)をベースに作った次第です。
48号機のナンバーはレボリューションファクトリーから発売されているものを使用しています。
ランボードの白線はうすめ液をしみこませた綿棒で根気よく消しました。
ヘッドマークは某所から画像を手に入れフォトペーパーに印刷し切り抜き。余剰になっていた「カシオペア」の
ヘッドマークに貼り付けました。その後、付属している「はと」のヘッドマークパーツを丁寧にヤスリで削り
瞬間接着剤で貼り付けました。
テンダー(炭水車)の床下には銀河モデルのATS車上子を取付けました。
実車には取り付けられているので取付けましたが、果たして銀河鉄道株式会社にATSの概念があるのか・・・。
しかし自動運転がメインの銀河鉄道、マニュアル操作のときもあるのでそのままということで。
テンダー後部にはテンダー前照灯を取付。これは実車もアニメでも取り付けられているので無問題。
他にもエアホースとか蒸気暖房ホース(SGホース)を取付けていく予定です。
客車のほうは今のところKATO(関水金属)(リニューアル)スハ44系つばめセットを引かせています。
ただし、最後部のマイテ39については999用を増備したのでコンバートできるようにしています。
<実車の紹介>C6248
汽車会社製造 昭和24年4月8日落成。
生涯のほとんどを東北・常磐線にて活躍をする。最晩年は広島県三原市の糸崎機関区に転属、呉線にて活躍した。
昭和44年9月24日付けで廃車。
常磐線活躍時にて所属した平機関区では「最も調子の良いC62」であり、寝台特急「ゆうづる」が誕生後は最も
専用的に使用され「平のエース」的な活躍をしている。
同機のナンバープレートは現在松本零士氏が所有している。
ちなみに・・・補足トリビア
各機関区の「最も調子の良いC62」
大阪:宮原機関区 C6229、C6235
福島:平機関区 C6248
北海道:小樽築港 C6232
保存されているC622とC623は函館本線「急行ニセコ」の峠越えで有名ですが前補機(峠越えを助けるために増結される機関車)運用が
多かった。なぜなら「ボイラーの調子が悪くメンテナンスをこまめに行う必要があった」ため。
そのため基本的に本務機(メインでロングランする機関車)は上記のC6232とC6244が使用されていた。