市内観光です。

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これからもがんばっていきますのでよろしくお願いいたします。


今日は一日市内観光です。
朝7時ぐらいにシャワーがあって、じっとり蒸し暑いです。
シャングリラホテルからタクシーで集合場所のオーチャードロードのヒルトンホテルへ。
ホテルからは頼んでおいた観光バスに。バスはほかの集合場所になっているホテルに止まりながら参加するお客様を拾い。
最初の目的地はラッフルズ卿上陸地点。
背後は金融地帯セントラル・ビジネス・ディストリクトのビル群と昔のチャイナタウン「ボート・キー」です。

この方が当時の東インド会社スマトラ総督でシンガポール建国の父。サー・トーマス・スタンフォードラッフルズ

この方がこの島の地政学重要性に着目、1819年2月6日ジョホール王国からシンガポールを当時の価格で60万ドルで割譲させ、自身も1822年から23年までシンガポールに留まり、自由貿易の原則に立脚する自由港を建設。
このお方が今の大発展の基礎を築き上げたわけで、この方が居なかったらシンガポールは未だに小さな漁村だったかもしれません。
像が建っている場所は景観保護地区になっており、ヴィクトリア朝様式の建物が美術館などに整備されて公開されています。
写っている手前の建物はヴィクトリアシアター、旧シンガポール公会堂です。



お次はシンガポール川をリバーボートで遊覧するためバスで移動。
ラッフルズ像が建っている地区は今でも官庁街で国会議事堂や最高裁判所があります。
リバーボートは昔の運搬船を改造したような感じ。料金は3〜8シンガポールドルになります。

ゆっくりと川をくだり、イギリス統治時代の橋カベーナブリッジをくぐるとこんなオブジェもあります。

川を下って向かう場所はマーライオン像がマーライオン・ピア。
「世界3大がっかり」のひとつとも言われるマーライオン
見た感じではそうは思いませんでしたが・・・(^^ゞ
それを正面から見ることが出来るのがリバーボートの利点。
写真が真正面から見たマーライオンです。

ちなみにおなじみの横から見るとこうなります。



お次はラッフルズホテルへ。
このホテルの正面玄関がある通りの名前は「ビーチストリート」昔は目の前に海岸線があり文字通りのリゾートホテルだったのですが
現在では埋立が進んで海岸線ははるか遠くになり名前だけが名残をとどめているそうです。
現在、ホテルの室内グレードは全てスイートルール。
一泊の値段も日本円にして約9〜19万円だそうです。
5星ホテルであり格式も高いため、ラフな格好ではホテル内に入ることは出来ないとのこと。

今回は正面玄関からではなく裏手の入り口から「ラッフルズ博物館」を見学。
ここにはホテルの簡単な歴史と過去に宿泊したことのあるエリザベス・テーラーシドニー・シェルダンウィンストン・チャーチル卿などの写真や肖像画などが飾られています。残念ながら室内は撮影禁止なので入り口の写真だけでご勘弁を。

話は変わりますが日本でいうハイヤーの多くはメルセデスベンツEクラスを使用しています。

ディーゼルエンジンを使用してます。

ついでにシンガポールは物価が高い国であることは有名ですが自動車の価格も半端ではありません。写真のBMW7シリーズ。

日本にはないグレード730iですが価格は1200万円。諸経費を含めると日本の価格の約5倍になるそうです。だからシンガポールで高級車を所有している人は必然的にお金持ちの人ということになります。その代わりタクシーの料金は日本に比べてかなりリーズナブルな価格になっています。日本語が話せるタクシードライバーが「日本のタクシー高いね!」といってました。ちなみにシンガポールのタクシーの初乗り運賃はサービス料込みでS$4ドル50セント(約360円)です。



昼食を済ませて今度は下町観光です。
シンガポールはイギリス統治時代にさまざまな人種の人たちが連れて来られた町です。現在の比率は中国系が76%、ついでマレー系、インド系、イスラム系となっています。
多民族国家のため下町も住んでいる人たちによって様子が違ってきます。
ちなみに公用語は英語ですがさまざまな言葉が飛び交っており、ガイドのマックさんの家では公用語の英語、広東語、潮州語、マレー語、日本語が飛び交っているとのこと。
現在シンガポール政府は公共団地を景観美化のため郊外に移す計画をして居るそうで、下町の公共団地の国旗掲揚(竹ざおに指しての洗濯物干し)は近い将来見られなくなるそうです。

まずはバスでヒンドゥ教のスリ・マリアンマン寺院のあるパゴダストリートへ。
祭られているのはヒンドゥ教の女神スリ・マリアンマン様です。
この寺院は1827年に建てられたシンガポール最古の寺院だそうです。
寺院入場は無料ですが写真撮影は有料(SHD$5)のため撮影せず。外観のみの撮影です。

というわけで寺院見学はさっさと済ませて(^^ゞ下町見学。
寺院の横の路地は歩行者天国の市場。両サイドに路地があるのですが、寺院向かって右側の方がにぎわっていました。風水の気の流れの違いでしょうか?


次に向かった地区は同じくチャイナタウンのブギス地区に向かいました。
ここにあるのは仏教の観音様。
雰囲気としては浅草の浅草寺巣鴨の刺抜き地蔵を想像して頂ければいいと思います。
中心部にきれいな「観音堂」が建てられており、さまざまな年齢層の人が参拝に訪れています。
お供え物は有料ですが拝観は無料。しかし写真撮影はダメ。撮影しようとすると警備員がやってきます。
私も見よう見真似で観音様にお願いしました。
「おなかの調子がよくなりますように・・・m(_ _)m」
ここで午後のメインイベント「屋台フルーツとサトウキビジュースの試食です」
ガイドのマックさんの話によると昔の屋台は日本と同じように露天だったそうですが、今では政府の命令で公団住宅の1階スペースに集められているそうです。また高温多湿なシンガポール公団住宅には冷房が取り付けられていないので高齢者の方々は日中は1階に集まったりしているそうです。それを裏付けるかのようにお年を召した方が1階の涼しい場所にたくさん陣取っていました。