常滑焼 友仙陶苑の急須(練りと彫りが命です!)
こんにちわ。
今日は鈴鹿おろしの西風がかなり吹いて寒かったです。
注文の商品を引き取りに常滑へ向かったのですが、風が強い強い・・・。
途中で写真を撮ったのですが、鈴鹿山地は見えませんね。間違いなくあちらは雪が降ってます。
今日は当店で販売している急須の種類のお話です。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、常滑焼の急須は朱泥だけではありません。
還元焼成をしたり、藻がけをしたりとバライティーに飛んでいます。
代表的な物の一つとして友仙陶苑 常滑焼作家:小西友仙氏の練込急須があげられるでしょう。
友仙氏の看板とも言える作品です。
色の違う粘土を混ぜて柄を作ることを「練り上げ手」といいます。
友仙陶苑の初代小西友仙は、「練り上げ手」からより進んだ「錬り込み」を作りました。
乾燥させた後、焼く前に表面をカットして万華鏡のような複雑な柄を作り出します。
この「練り込み」は同じ模様になることは無いため非常に限定性が高い技法です。
つまりは世界に一つだけの急須ということになります。
現在は二代友仙の小西研治氏がその技術、技を継承しています。
また友仙陶苑の急須は「軽い」のが特徴でインターネットで軽さが伝わらないのが残念です。
この軽さをぜひご購入して体験していただきたいです。