果たして抑えられるのか?

中国公安省がようやく重い腰を上げた。
無許可デモは違法だとし、許可なくインターネットなどでデモを組織する
行為も違法と強調した。新華社中国中央電視台が報じた。公安省がデモ
規制の談話を出すのは初めてで、治安・警備当局として過激デモを取り締
まる姿勢を明確にした。
共産党反日デモ不参加を呼び掛ける報告会を主要都市で開催しており、
胡錦涛指導部が宣伝、公安部門を総動員し、本格的な反日抗議行動封じ込め
に入ったといえる。

 中国では、メーデーの5月1日と「5・4運動」記念日の同4日に、
反日デモを実施するよう呼び掛ける書き込みがネットなどで先週多数出回って
いたが、公安当局が無許可デモを禁止したことで大規模デモ実施は困難となり、
反日デモは当面、収束に向かう可能性が強まった。

 中国外務省の秦剛・副報道局長も21日の定例記者会見で、国民に対し
「冷静かつ秩序ある」意見の表明を要請。

いまさらなんだが、ほとんどの国から総スカンを食らってしまい。
EU側は「このような国に武器供与は疑問」というところまで来ている。
逆に中国自身が自分の首を絞めている状況だ。しかし、これは反日
反政府に向かわせる可能性を残しているような気がする。
果たして本当に中国政府は様々な国民の怒りを抑えられるのだろうか?
どこか旧ソ連の状況によく似ている雰囲気が漂うのだが気のせいか?

中国の嘘―恐るべきメディア・コントロールの実態

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